インフルエンザ

最近はやってますねぇ、これから色々と忙しい方(暇になる方もいるか・・・)のために、講義で教わった豆知己をば・・・。
 インフルエンザウイルスは真性の風邪です、ちなみにパラインフルエンザ、ヘルペスウイルス、ライノウイルスなどは偽性の風邪なのだそうです。
 インフルエンザの特徴は-空気感染で感染力が極めて強い -罹患率も高い -直接重篤な症状が現れる -合併症を引き起こす(特に肺炎) -経済的負担が大きい -ウイルスが変異して免疫から逃れる などがあります。
 1918年のスペイン風邪(H1N1)では約4000万人が死亡、これは第1次世界大戦の戦死者の4倍だそうです。日本でも38万人が死亡したそうです。
 その他にも香港風邪(H3N2、1968年−69年・4万人死亡)、ソ連風邪(H1N1、1977年・2800人死亡)など、大きな被害を残しています。
 死亡率を高める原因として合併症が挙げられます。実は単純インフルエンザでは死亡率は低く、肺炎などの合併症によって死亡するケースが多いのです。
 インフルエンザのタイプにA型、B型、C型とありますが、これは主に感染の範囲によるもののようです。一番危険なのはA型で世界的大流行を引き起こす可能性があります。そしてA型ウイルスは突然変異して抗体が効かなくなる場合があります(HとNで型を見極めます)。
 ワクチンですが・・・新型が出現しない限り有効のようです、効果は70〜90%、高齢者に対しては30〜40パーセントですが、肺炎や入院を予防するには50〜60%、死亡防止に至っては80%ほどになっています。うってすぐには効果はないようです。3ヶ月ほどかかるとか・・・。
 新型インフルエンザ・・・「もし出現?」ではなく「いつ出現?」の段階にあるようです。新型が発生するとそのワクチンも特効薬もありません。その為最悪の場合、世界で15〜24億人が感染、数億人が死亡する恐れが・・・日本でも3〜4万人が死亡するかも・・・だそうです。鳥インフルエンザが去年騒がれましたが、鳥から人間に感染することは「今のところ」無いそうです。ただしウイルス自体が突然変異したり、豚に感染するようになったら人間に感染する可能性があるそうです、豚ー人間間は容易に感染するようです。



・・・怖いですねぇ。
さて、予防法。「インフルエンザウイルス」に関してはうがいはあまり意味を成さないそうです。ただし他の細菌、ウイルス、塵などには効果があるそうなのでやったほうがいいです。また、手洗いは結構効果があるそうです、ウイルスが口や鼻にいく要因は手で鼻をこすったり口に当てることが多いそうです。
それでもインフルエンザになってしまったら・・・早めに病院に行きましょう。『インフルエンザは48時間以内に病院に』というポスターを見たことがありますが、放置しておくと薬がなかなか効かなくなるそうです。早い段階で病院にかかれば薬でそれなりに処置できるようなので体の異常を感じたらすぐに病院に行きましょう。
  

病気は予防することが一番、風邪を引く要因をなるべく減らしましょう。


インフルエンザに限らず風邪はしっかり治しましょうね、たいちょ〜w